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ビクセン ピラー脚 AXD-P85DX レビュー
ビクセンのピラー脚 AXD-P85DXは、天文ガイドマウント AXDシリーズの専用ピラー脚として設計されており、その堅牢性と安定性で多くの天文愛好家から支持を得ています。このピラー脚は、自宅の庭やベランダなど、比較的安定した場所での天体観測や撮影を格段に快適にするための強力なパートナーと言えるでしょう。
設置場所と安定性
AXD-P85DXの最大の特長は、その圧倒的な安定性です。三脚と比較して、ピラー脚は地面との接地面が広く、重心も低く保たれるため、風の影響を受けにくいという利点があります。特に、高倍率での観測や長時間露光での天体撮影においては、わずかな揺れも許されないため、この安定性は非常に重要になります。AXD-P85DXは、しっかりとした造りと十分な重量によって、揺れを効果的に吸収し、クリアでシャープな像を提供してくれます。
自宅の庭やベランダに恒久的に設置するような環境であれば、その真価を最大限に発揮します。設置場所さえ確保できれば、毎回三脚を広げたり畳んだりする手間が省け、観測準備にかかる時間を大幅に短縮できます。これは、忙しい日々の中で限られた観測時間を有効活用したいと考える天文ファンにとって、非常に大きなメリットとなるでしょう。
床面への影響と対策
ピラー脚は一点に荷重が集中するため、設置場所によっては床面への影響が懸念されます。木造のベランダなどに設置する場合は、荷重分散のための厚手のゴムマットやコンクリートブロックなどを敷くことを強く推奨します。これは、床材の損傷を防ぐだけでなく、さらなる安定性向上にも繋がる可能性があります。
組み立てと設置の容易さ
AXD-P85DXの組み立ては、比較的シンプルです。主要なパーツをボルトで固定していく標準的な手順で、特別な工具を必要としない場合が多いです。ただし、ピラー脚自体の重量があるため、二人で作業した方が安全かつスムーズに進められるでしょう。ポルタIIなどのポータブル赤道儀と比較すると大掛かりに感じるかもしれませんが、AXDシリーズの高精度な性能を最大限に引き出すためには不可欠な土台と言えます。
移動の制約
AXD-P85DXは、その堅牢性と引き換えに、携帯性はあまり高くありません。一度設置すると、容易に移動させることは困難です。したがって、設置場所は慎重に検討する必要があります。観測や撮影をする場所を固定できる環境の天文愛好家にとっては理想的ですが、頻繁に場所を移動するスタイルの方には不向きかもしれません。
対応する赤道儀と拡張性
AXD-P85DXは、ビクセンのハイエンド赤道儀であるAXDシリーズ(AXD、AXD2)に最適化されています。これらの赤道儀と組み合わせることで、精密な追尾性能を最大限に発揮し、満足のいく天体観測・撮影が可能になります。また、オプションパーツの追加によって、さらに機能を拡張することも可能です。例えば、長焦点の望遠鏡を搭載する場合には、さらに剛性を高めるためのアクセサリーも用意されています。
初心者への適合性
AXD-P85DXは、その性能と価格帯から、どちらかというと経験豊富な天文愛好家や、本格的な天体撮影に挑戦したい方向けの製品と言えます。初めて天文に触れる方にとっては、オーバースペックに感じるかもしれません。しかし、将来性を見据えて、一度購入すれば長く愛用できる堅牢な機材を求めているのであれば、選択肢に入るでしょう。
まとめ
ビクセンのピラー脚 AXD-P85DXは、自宅などの固定観測場所で最高の安定性を求めるユーザーにとって、非常に魅力的な製品です。風や振動に強く、高倍率での観測や精密な天体撮影を強力にサポートします。設置場所の制約や重量は考慮すべき点ですが、一度設置すれば、快適な天文ライフを長く楽しむことができる信頼性の高いパートナーとなるでしょう。AXDシリーズの赤道儀と組み合わせることで、その性能はさらに際立ちます。
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