ビクセン 天体望遠鏡 AP-SD81SII 口径81mm [屈折式 /赤道儀式 /スマホ対応(アダプター別売)] APSD81S2

ビクセン 天体望遠鏡 AP-SD81SII 口径81mm [屈折式 /赤道儀式 /スマホ対応(アダプター別売)] APSD81S2

ビクセン 天体望遠鏡 AP-SD81SII APSD81S2 レビュー

ビクセンのAP-SD81SII APSD81S2は、初心者から中級者にかけての天体観望・撮影愛好家にとって、非常に魅力的な選択肢となる望遠鏡システムです。口径81mmの屈折式望遠鏡と、それを支える赤道儀式架台AP赤道儀の組み合わせは、その光学性能の高さと操作性の良さで多くのユーザーに支持されています。今回は、このAP-SD81SII APSD81S2を実際に使用してみた感想を、詳細にレビューしていきます。

光学性能:クリアでシャープな像質

まず、最も重要な光学性能についてですが、AP-SD81SIIの口径81mmの屈折式対物レンズは、色収差を極限まで抑えた高性能なアポクロマート設計となっています。これにより、月面や惑星などの観察において、非常にシャープでコントラストの高い像が得られます。特に月面のクレーターや、木星の縞模様、土星の環など、細部までくっきりと捉えることができ、その描写力は価格帯を遥かに超えるものだと感じました。

星雲や星団の観察でも、淡い対象も比較的見やすく、その光芒の繊細さまで表現してくれます。口径81mmというサイズは、都市部の光害が比較的少ない場所であれば、ある程度の深宇宙天体も捉えることが可能です。また、長焦点距離(F6.3)であるため、倍率を上げても像が破綻しにくく、安定した観望が楽しめます。

赤道儀:AP赤道儀の信頼性と操作性

この望遠鏡システムのもう一つの大きな特徴は、AP赤道儀です。赤道儀式架台は、天体の動きに合わせて追尾するのに最適であり、長時間にわたる観望や天体写真撮影において必須の機能と言えます。AP赤道儀は、その堅牢な作りとスムーズな動作で定評があります。

極軸望遠鏡(別売の場合あり)を使用して正確な極軸設定を行えば、天体の追尾精度は非常に高く、導入した天体が視野から外れることなく、じっくりと観察することができます。写真撮影においても、長時間の露出が可能になり、より繊細な天体写真の撮影に挑戦することができます。

また、AP赤道儀は比較的軽量で持ち運びもしやすいため、週末に遠出をして観望する際などにも負担になりにくいでしょう。微動装置も滑らかで、狙った天体を正確に導入するのに役立ちます。

スマホ対応:手軽な撮影の可能性

AP-SD81SII APSD81S2は、スマートフォンアダプター(別売)を使用することで、手軽に天体撮影を楽しむことができます。これは、初心者にとって非常に大きなメリットです。高価なカメラや撮影機材を揃えなくても、普段使っているスマートフォンで、月や惑星の姿を記録することができます。

実際にスマートフォンアダプターを使用して撮影してみましたが、思った以上に満足のいく画像が得られました。特に月面は、そのクレーターのディテールを捉えることができ、友人や家族に共有するのに十分なクオリティでした。

もちろん、一眼レフカメラなどを接続すれば、より本格的な天体写真撮影も可能であり、将来的なステップアップにも対応できる拡張性も魅力です。

その他の使用感

組み立てと設置

望遠鏡本体と赤道儀の組み立ては、取扱説明書を見ながら比較的簡単に行うことができました。初めて赤道儀を使う方でも、戸惑うことは少ないでしょう。三脚も安定しており、しっかりとした設置感があります。

携帯性

望遠鏡本体、赤道儀、三脚をそれぞれ分解すれば、一般車にも積載可能なサイズになります。重量も、一人で持ち運ぶことが十分に可能な範囲です。

デザイン

ビクセンらしい堅実で飽きのこないデザインです。長く愛用できるでしょう。

まとめ

ビクセン 天体望遠鏡 AP-SD81SII APSD81S2は、高い光学性能、信頼性の高い赤道儀、そして手軽なスマホ撮影への対応という、天体観望・撮影を始める上で必要な要素を高いレベルで満たした、非常にバランスの取れたシステムです。

価格帯を考慮しても、そのコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。月や惑星の観察から、星雲・星団の観望、そして手軽な天体写真撮影まで、幅広い楽しみ方ができるため、天文学の世界への第一歩を踏み出す方や、よりステップアップしたいと考えている方には、自信を持っておすすめできる製品です。

最初は少し専門的に感じるかもしれませんが、一度基本を理解すれば、宇宙の神秘を身近に感じられる素晴らしい相棒となるでしょう。

上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください