【中古】 ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 スペースアイ 70M 32752

【中古】 ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 スペースアイ 70M 32752

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 スペースアイ 70M 32752 レビュー

ビクセン(Vixen)の天体望遠鏡「スペースアイ 70M」は、初心者向けの入門機として多くの人に選ばれているモデルです。私自身も天体観測に興味を持ち始め、初めて購入した望遠鏡がこのスペースアイ 70Mでした。今回は、実際に使用してみた感想を、詳細にレビューしていきたいと思います。

外観と組み立て

まず、手に取った印象は「思ったよりもしっかりとした作り」というものでした。プラスチック製の部分もありますが、全体的に剛性があり、安っぽさを感じさせません。同梱されている説明書は分かりやすく、組み立ては比較的簡単でした。望遠鏡本体、架台、三脚の3つの主要部分を組み合わせるだけなので、数分で完了します。三脚はアルミ製で軽量ながらも安定感があり、屋外での使用でも安心感がありました。

望遠鏡本体と光学性能

「スペースアイ 70M」の最大の特徴は、70mmの対物レンズ有効径と、アクロマートレンズを採用している点です。このクラスの望遠鏡としては、十分な集光力を持っており、明るく鮮明な像を楽しむことができます。初めて月を観測したときは、そのクレーターの凹凸や地形のディテールに息を呑みました。肉眼では見ることのできない、宇宙の神秘を垣間見ることができた瞬間でした。

付属している接眼レンズは2種類(20mm、12.5mm)です。20mmの接眼レンズを使うと、広角で月全体を捉えることができ、その全体像の美しさを堪能できます。12.5mmに交換すると、より倍率が高まり、月の表面の細かい部分まで観察することが可能になります。倍率を変えることで、様々な表情の月を楽しむことができるのは、この望遠鏡の魅力の一つです。

惑星観測

月だけでなく、惑星の観測も試してみました。木星は、縞模様とガリレオ衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)を捉えることができました。肉眼ではただの光点にしか見えない衛星が、望遠鏡を通して確認できるのは感動的です。土星も、環の一部をぼんやりとですが確認できました。さすがに詳細な環の構造までは見えませんが、入門機としては十分な性能と言えるでしょう。

星雲・星団観測

星雲や星団についても、数多く存在することを意識できるレベルでの観測が可能です。例えば、オリオン座の大星雲(M42)は、ぼんやりとした光の広がりとして捉えることができました。肉眼ではただの星の集まりにしか見えない星団も、望遠鏡を通して見ると、一つ一つの星が輝いている様子が分かります。「宇宙にはこんなにも星があるのか」と、改めて実感させられます。

操作性と使いやすさ

架台は経緯台式を採用しており、上下左右にスムーズに動かすことができます。特に、微動装置が付いているため、天体の動きに合わせて細かく追尾することが容易です。初めて望遠鏡を扱う人でも、直感的に操作できるように工夫されていると感じました。

また、ファインダーも付属しています。これが非常に重要で、暗い夜空で目的の天体を探す際には、ファインダーがないと途方に暮れてしまうでしょう。スペースアイ 70Mに付属しているファインダーは、比較的小さな倍率で広い範囲を捉えられるため、大まかな目標を探すのに役立ちました。

付属アクセサリーと拡張性

付属品としては、先述の接眼レンズの他に、正立プリズムが同梱されています。これは、天体だけでなく、地上を観察する際にも便利です。望遠鏡を天体用としてだけでなく、自然観察などにも活用できるのは、コストパフォーマンスの高さを感じさせます。

さらに、この望遠鏡は市販の接眼レンズやアクセサリーにも対応しています。将来的にもっと本格的な観測をしたいと思ったときに、ステップアップしやすい点も、入門機として優れている理由の一つでしょう。

まとめ

ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 スペースアイ 70M 32752は、天体観測の第一歩を踏み出すのに最適な望遠鏡です。価格の手頃さ、組み立ての容易さ、そして十分な光学性能は、初心者にとって非常に魅力的です。月や惑星のクレーターや衛星をはっきりと見ることができ、宇宙の広がりを実感させてくれます。「まずは気軽に宇宙を覗いてみたい」という方には、自信を持っておすすめできる一台です。この望遠鏡を通して、夜空を見上げるのが、きっとこれまで以上に楽しくなるはずです。

上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください