漢方薬Vixen（ビクセン）天体望遠鏡 鏡筒 A105M2 レビュー
長年、夜空の神秘に惹かれ、いつかは本格的な天体望遠鏡を手に入れたいと願っていました。数ある製品の中から、最終的にVixen（ビクセン）の天体望遠鏡 鏡筒 A105M2を選んだのは、その高性能と信頼性、そして何より美しいデザインに魅せられたからです。今回は、このA105M2を実際に使用してみて感じた感想を、初心者の方にも分かりやすくお伝えしたいと思います。
開封から設置までの印象
まず、箱を開けた瞬間の感動は忘れられません。丁寧な梱包に包まれたA105M2は、その存在感で所有欲を満たしてくれました。鏡筒本体はずっしりとしており、高級感のある仕上がりです。各部のパーツも精巧に作られており、さすがはVixenといった印象です。
設置は、以前から所有していた赤道儀（GP2）に組み合わせました。鏡筒の取り付けは非常にスムーズで、特別な工具も必要ありませんでした。ファインダー（VI）も正確に装着でき、すぐにでも星空へ飛び出したい気持ちになりました。全体を通して、品質の高さを随所に感じることができ、期待感は高まるばかりでした。
実際の観測体験：惑星、星雲、星団
初めてA105M2で夜空を覗いた時の衝撃は、言葉にできません。まず、月を観測した時の鮮明さに驚きました。クレーターの凹凸や影まで、これほどまでに詳細に見えるのかと感動しました。まるで宇宙を旅しているかのような錯覚に陥るほどでした。
木星の模様とガリレオ衛星
続いて、木星にターゲットを合わせました。A105M2の集光力と解像度のおかげで、木星の大赤斑や、かすかに見える縞模様まで捉えることができました。さらに、ガリレオ衛星（イオ、エウロパ、ガニメデス、カリスト）もはっきりと確認でき、その配置を観察するのは非常に興味深い体験でした。
アンドロメダ銀河の姿
光害の少ない環境で、アンドロメダ銀河（M31）を観測した際は、息を呑むほどの美しさでした。肉眼ではぼんやりとした光でも、A105M2を通して見ると、その渦巻構造の一部が垣間見え、宇宙の広大さと神秘を肌で感じました。
プレアデス星団の煌めき
プレアデス星団（M45）は、その宝石箱のような輝きで、何度見ても飽きさせません。A105M2のクリアな光学系は、星々の一つ一つを鮮明に描き出し、その青白い光がきらめく様子は、まさに芸術です。
鏡筒の性能と扱いやすさ
A105M2の最大の魅力は、その光学性能でしょう。口径105mmのアクロマートレンズは、色収差が少なく、シャープでコントラストの高い像を結びます。月や惑星のディテールを忠実に再現してくれるため、天体の細部までじっくりと観察したい方には最適です。
また、鏡筒の剛性も高く、振動による影響も最小限に抑えられています。これにより、微細なピント合わせも容易になり、快適な観測が可能になります。重さも、適度な重量感があり、手持ちでの微調整も安定して行えます。
オプションパーツとの連携
Vixen製であるため、各種オプションパーツとの互換性も抜群です。天体写真撮影のためにレデューサーやフラットナーを導入する際も、スムーズに接続できる安心感があります。将来的にステップアップを考える上でも、大きなアドバンテージとなるでしょう。
まとめ
Vixen（ビクセン）天体望遠鏡 鏡筒 A105M2は、価格と性能のバランスに優れた、非常に満足度の高い製品です。初心者の方が本格的な天体観測の世界へ足を踏み入れるための最初の一本としても、経験者のセカンドチョイスとしても自信を持っておすすめできます。美しい月、詳細な惑星、壮大な星雲・星団など、A105M2はあなたを驚きと感動に満ちた宇宙の旅へと誘ってくれるでしょう。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください
