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Vixen 天体望遠鏡用アクセサリー 補正レンズ 2倍バローレンズ31.7T (3907-00) レビュー
購入の経緯と第一印象
天体望遠鏡の世界に足を踏み入れたばかりの私にとって、Vixen 2倍バローレンズ31.7T は、より高倍率での天体観測を可能にするための、まさに「次なるステップ」でした。初めての天体望遠鏡購入後、月面など比較的大きな天体は楽しめたものの、惑星の観測においては、その詳細な姿を捉えるには限界を感じていました。そんな時、「バローレンズ」という存在を知り、手軽に倍率を上げられるという点に惹かれ、この製品にたどり着きました。
届いたパッケージは、Vixenらしいしっかりとした梱包で、安心感がありました。開封してみると、レンズ本体は金属製のしっかりとした作りで、ずっしりとした重みが品質の高さを物語っているようでした。同梱されていた説明書も簡潔ながら、必要な情報が網羅されており、初心者でも安心して扱えるように配慮されていると感じました。
製品の仕様と使用感
本体の質感と着脱の容易さ
このバローレンズの最大の特徴は、その31.7mm径という規格です。これは、一般的な天体望遠鏡の接眼レンズスリーブ径と同じであり、多くの天体望遠鏡にそのまま装着できる互換性の高さが魅力です。私が所有する天体望遠鏡にも問題なく装着でき、着脱も非常にスムーズでした。ネジの締め付けも適度な力で固定でき、接眼レンズがしっかりと固定される安心感がありました。
2倍という倍率のバランス
2倍という倍率は、初心者にとって絶妙なバランスだと感じます。あまりに高倍率にしすぎると、視野が暗くなり、手ブレも大きくなって観測が難しくなることがあります。しかし、2倍であれば、多くの場合、元の望遠鏡の性能を活かしつつ、十分な倍率アップが期待できます。特に、月面のクレーターや、木星の縞模様、土星の環などを、より詳細に観測できるようになりました。
光学性能について
肝心の光学性能ですが、レンズのクリアさは非常に高いです。覗いてみると、像の歪みや色収差(色の滲み)は、私の使用環境や天体望遠鏡の性能では、ほとんど気になりませんでした。これにより、天体の細部までシャープに捉えることができ、観測の満足度が格段に向上しました。特に、月面の凹凸がより立体的に見えるようになり、その精緻さに改めて感動しました。
実際の観測での変化
月面観測の変化
まず試したのは月面観測です。バローレンズを装着する前は、月の全体像を把握するのが精一杯でしたが、装着後は、クレーターの影や内部構造がくっきりと見えるようになりました。これまで見えていなかった小さなクレーターを発見したり、大きなクレーターの壁面の細かな起伏を観察したりと、まるで月面に降り立ったかのような臨場感を味わえました。
惑星観測の変化
次に、惑星観測です。木星では、これまでぼんやりとしか見えなかった縞模様が、より鮮明に見えるようになりました。ガリレオ衛星も、より明るく、安定して観測できるようになり、その配置の変化を追うのが楽しみになりました。土星の環についても、これまで以上に細かな隙間や厚みが感じられるようになり、その美しさに息を呑みました。
視野の明るさと安定性
2倍という倍率のため、視野の明るさの低下は、ある程度予想していましたが、予想以上に実用的でした。もちろん、バローレンズなしの状態よりは暗くなりますが、観測に支障が出るほどではありません。また、倍率が上がることによる手ブレの増加も、慎重にピントを合わせることで、十分に対応できました。
まとめ
Vixen 2倍バローレンズ31.7Tは、天体望遠鏡の性能を手軽に、そして効果的に引き上げてくれる、非常に満足度の高いアクセサリーです。特に、天体観測を始めたばかりで、より詳細な天体像を求めている方には、強くお勧めできます。2倍という倍率は、初心者にとって扱いやすく、光学性能の高さも相まって、天体観測の新たな扉を開いてくれるでしょう。この価格でこれだけの満足感が得られるのであれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。天体観測の楽しみを、さらに広げてくれる逸品です。
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