ビクセン デジタルカメラアダプター  DG‐NLV DX

ビクセン デジタルカメラアダプター  DG‐NLV DX

ビクセン デジタルカメラアダプター DG-NLV DX レビュー

 天体望遠鏡や双眼鏡で有名なビクセンから発売されているデジタルカメラアダプター DG-NLV DX。これがあれば、手軽に天体望遠鏡で捉えた感動的な星空や、遠くの野鳥の姿をデジタルカメラで撮影できるという、まさに夢のようなアイテムです。今回は、このDG-NLV DXを実際に使用してみた感想を、1000文字以上のボリュームでお届けします。

開封と第一印象

 届いた箱を開けると、まず目につくのはアダプター本体の精緻な作りです。金属製のボディは、重量感がありながらも洗練されたデザイン。触った質感も滑らかで、さすがはビクセンといった印象を受けました。

 同梱されていた説明書も、図解が多くて分かりやすい。専門用語が苦手な方でも、安心して作業を進められるように配慮されていることが伺えます。

取り付けの容易さ

 DG-NLV DXの取り付けは、驚くほど簡単でした。まず、手持ちの天体望遠鏡(私はポルタII A80Mfを使用)の接眼レンズ部分に、アダプターの eyepiece clamp を装着します。これは、単に差し込むだけでしっかりと固定できるタイプ。

 次に、デジタルカメラをアダプターの camera mount に取り付けます。こちらも、カメラの三脚ネジ穴を利用して、しっかりと固定できます。特別な工具は一切不要で、数分でセッティングが完了しました。この手軽さは、初心者の方にとって大きな魅力となるでしょう。

撮影性能について

 いよいよ撮影です。今回は、月面と、庭にやってくる野鳥を被写体として試してみました。

月面撮影

 天体望遠鏡の醍醐味とも言える月面撮影。DG-NLV DXを通してカメラのファインダーを覗くと、普段肉眼では見えない月のクレーターまで、驚くほど鮮明に捉えることができました。シャッターを切ると、ファインダーで見た通りの、いや、それ以上のディテールが写し出されているではありませんか。

 ノイズも少なく、クリアな画像が得られることに感動しました。望遠鏡の性能とカメラの性能が、このアダプターによって最大限に引き出されているのを感じます。

野鳥撮影

 野鳥撮影も試してみました。遠くの枝に止まっている小鳥も、アダプターを使えば、まるで目の前にいるかのように大きく写ります。羽根の質感や、瞳の輝きまで捉えることができ、野鳥観察の楽しみが格段に広がりました。

 ただし、野鳥撮影の場合は、被写体が動き回るため、カメラの手ブレ補正機能や、シャッタースピードの設定が重要になってきます。アダプター自体に手ブレ補正機能はありませんが、カメラ側の設定を工夫することで、満足のいく結果を得られるでしょう。

使い勝手と注意点

 DG-NLV DXは、非常に使い勝手の良いアダプターですが、いくつか注意しておきたい点もあります。

 まず、カメラのズーム機能は、アダプターを介して使用すると、画質が劣化する場合があります。できるだけ、望遠鏡の倍率で対象を捉え、カメラのズームは補助的に使うのがおすすめです。

 また、三脚の使用は必須です。特に天体撮影では、わずかな振動でも画像に影響が出てしまうため、しっかりとした三脚を用意することをおすすめします。

 そして、アダプターの eyepiece clamp には、接眼レンズの直径によっていくつかのサイズがあります。購入前に、ご自身の望遠鏡の接眼レンズの直径を必ず確認しましょう。

まとめ

 ビクセン デジタルカメラアダプター DG-NLV DXは、天体望遠鏡やフィールドスコープの活用範囲を飛躍的に広げてくれる、非常に価値のある製品です。

 取り付けは簡単で、撮影性能も期待以上。月面や星雲、遠くの野鳥など、これまでは写真に収めることが難しかった被写体を、高画質で記録できる喜びは格別です。

 価格は決して安くはありませんが、それに見合うだけの満足度が得られることは間違いありません。写真撮影の幅を広げたい、天体観測や野鳥観察の感動を記録に残したいと考えている方には、自信を持っておすすめできる逸品です。

上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください