- 入門機はこれ!予算別初心者向け天体望遠鏡おすすめ10選
- 天体望遠鏡選びの基本
- 予算別おすすめ天体望遠鏡10選
- 1. Vixen ポルタII A70Lf
- 2. Sky-Watcher Virtuoso 150P DOB
- 3. Celestron Inspire 100AZ
- 4. Vixen AP赤道儀シリーズ(例:AP赤道儀+鏡筒)
- 5. Sky-Watcher Esprit 80ED + BKP70DUAL (自作または中古)
- 6. MEADE LX70 6インチ (150mm) GPS経緯台セット
- 7. Celestron EdgeHD 800 SCT (鏡筒のみ) + 赤道儀
- 8. Sky-Watcher PDSシリーズ (例:PDS 200mm DOB)
- 9. Vixen R200SS + GP2赤道儀
- 10. Astrophysics AP Mach1GTO + AP Starfire130EDT
- 天体望遠鏡で何が見える?
- まとめ
入門機はこれ!予算別初心者向け天体望遠鏡おすすめ10選
天体観望の世界へようこそ!星空を覗き込むのは、想像以上に感動的で、宇宙の広大さを肌で感じさせてくれます。しかし、いざ天体望遠鏡を購入しようと思っても、種類が多くてどれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな初心者の方のために、予算に合わせて選びやすい、おすすめの天体望遠鏡を10機種ご紹介します。それぞれの特徴や、どんな星空を楽しめるのかを詳しく解説していきますので、あなたの初めての天体望遠鏡選びの参考にしてください。
天体望遠鏡選びの基本
天体望遠鏡を選ぶにあたって、まず知っておきたい基本的なポイントがいくつかあります。
口径(対物レンズまたは主鏡の直径)
天体望遠鏡の性能を左右する最も重要な要素の一つが「口径」です。口径が大きいほど、より多くの光を集めることができ、暗い星や天体を明るく鮮明に見ることができます。また、解像度も向上し、星雲や銀河のディテール、惑星の模様などをより詳細に観察することが可能になります。
初心者向けとしては、まずは50mm~100mm程度の口径があれば、月や明るい惑星、星団などを十分楽しむことができます。予算に余裕があれば、100mm以上の口径を選ぶと、より多くの天体を観察できるようになります。
倍率
「倍率が高いほどよく見える」と思われがちですが、一概にそうとは言えません。倍率が高すぎると、像が暗くなったり、視野が狭くなったり、大気の揺らぎの影響を受けやすくなり、かえって見えづらくなることがあります。
重要なのは、「見かけの倍率」ではなく、「有効倍率」です。有効倍率とは、望遠鏡の口径に見合った、実質的に性能を発揮できる倍率のことです。一般的に、有効倍率は口径の約2倍までと言われています。
焦点距離
焦点距離は、望遠鏡がどれだけ拡大して対象を捉えるかに影響します。焦点距離が長いほど、倍率は高くなります。また、焦点距離が短い望遠鏡は、広範囲を写すのに適しており、星雲や星団などの散開星団を眺めるのに向いています。
架台(三脚)の種類
天体望遠鏡を支える架台は、観望の安定性を左右します。初心者の方には、操作が簡単で、天体を追いかけやすい「経緯台式」がおすすめです。左右(水平方向)と上下(垂直方向)に動かすことができるため、直感的に操作できます。
より本格的に天体観測をしたい方には、地球の自転に合わせて天体を追尾できる「赤道儀式」があります。こちらは少し操作に慣れが必要ですが、長時間の観測や天体写真撮影には有利です。
光学系
天体望遠鏡の光学系には、主に「屈折式」と「反射式」があります。
* **屈折式:** レンズを使って光を集めるタイプです。構造がシンプルで、メンテナンスも比較的容易です。コントラストが高く、月や惑星の観察に適しています。
* **反射式:** ミラー(鏡)を使って光を集めるタイプです。同じ口径であれば、屈折式よりも安価に製造でき、より大きな口径の望遠鏡を手に入れやすい傾向があります。暗い天体の観察にも向いています。
予算別おすすめ天体望遠鏡10選
それでは、具体的なおすすめ機種を予算帯別に見ていきましょう。
~2万円台:まずは気軽に星空観察!
この価格帯では、手軽に月や明るい星、星座などを楽しむことを目指しましょう。
1. Vixen ポルタII A70Lf
入門機として定番中の定番。口径70mmの屈折式望遠鏡で、月面のクレーターや木星の衛星、土星の輪などを十分に見ることができます。経緯台式のポルタII架台は、操作が非常に簡単で、初めてでもすぐに天体観測を始められます。
2. Sky-Watcher Virtuoso 150P DOB
ドブソニアン式望遠鏡。口径150mmと、この価格帯では非常に大きい口径が魅力です。鏡筒が短く、セッティングも容易。月はもちろん、星雲や星団など、より多くの天体を肉眼では見えない明るさで観測できます。
3. Celestron Inspire 100AZ
スタイリッシュなデザイン。口径100mmの屈折式望遠鏡で、明るく鮮明な像が得られます。スマートフォンホルダーが付属しており、撮影も手軽に楽しめます。
~5万円台:より本格的な星空へ
この価格帯になると、より性能の高い望遠鏡が選択肢に入ってきます。
4. Vixen AP赤道儀シリーズ(例:AP赤道儀+鏡筒)
本格的な天体写真も視野に。赤道儀式の架台は、天体の動きを自動で追尾してくれるため、長時間の観測や天体写真撮影に最適です。鏡筒との組み合わせで予算を調整できます。
5. Sky-Watcher Esprit 80ED + BKP70DUAL (自作または中古)
高性能なEDガラス鏡筒。ED(Extra-low Dispersion)ガラスを使用した鏡筒は、色収差を大幅に抑え、クリアでシャープな像を提供します。
6. MEADE LX70 6インチ (150mm) GPS経緯台セット
GPS機能搭載で天体導入が容易。GPS機能により、望遠鏡が自動で現在位置や時刻を認識し、対象天体の導入をサポートしてくれます。
~10万円台:驚くほどクリアな宇宙
この価格帯では、高性能な反射式望遠鏡や、より高精度な赤道儀などが手に入ります。
7. Celestron EdgeHD 800 SCT (鏡筒のみ) + 赤道儀
高性能なシュミットカセグレン望遠鏡。コンパクトながら高性能で、惑星観測から深宇宙天体まで、幅広い対象に対応できます。
8. Sky-Watcher PDSシリーズ (例:PDS 200mm DOB)
大口径をより手軽に。ドブソニアン式で大口径(200mm)ながら、比較的安価に手に入れることができます。
9. Vixen R200SS + GP2赤道儀
天体写真撮影に特化した鏡筒。フラットナーレンズと組み合わせることで、視野周辺までシャープな星像が得られます。
10万円以上:究極の星空体験をあなたに
この価格帯になると、プロフェッショナルレベルの機材も視野に入ってきます。
10. Astrophysics AP Mach1GTO + AP Starfire130EDT
最高峰の赤道儀と屈折望遠鏡。極めて高精度な追尾性能を持つ赤道儀と、色収差を極限まで抑えた高性能な屈折望遠鏡の組み合わせは、まさに究極の星空体験をもたらします。
天体望遠鏡で何が見える?
天体望遠鏡を使うと、肉眼では見えない様々な宇宙の姿を垣間見ることができます。
* 月: クレーターや山脈、海などを詳細に観察できます。満月だけでなく、月の満ち欠けによって表情を変える様子も楽しめます。
* 惑星: 木星の大赤斑や衛星、土星の環、火星の極冠など、惑星の模様や特徴を捉えることができます。
* 星雲・星団: オリオン大星雲のような明るい星雲や、プレアデス星団のような美しい星団を、肉眼とは比べ物にならないほど鮮やかに見ることができます。
* 銀河:アンドロメダ銀河のような明るい銀河は、条件が良ければ肉眼でもぼんやり見えますが、望遠鏡を使えばその広がりや構造をよりはっきりと捉えられます。
まとめ
天体望遠鏡選びは、あなたの宇宙への好奇心を形にする第一歩です。今回ご紹介した機種は、あくまで一例であり、あなたの予算や、どのような天体を観測したいかによって最適な選択肢は変わってきます。
まずは、「口径」を基準に、そして「架台の操作性」を考慮して選んでみてください。そして、可能であれば、実際に販売店で触ってみたり、天体観測イベントに参加して、様々な望遠鏡を試してみることをお勧めします。
あなたの初めての天体望遠鏡が、素晴らしい宇宙の旅の始まりとなることを願っています。さあ、星空にレンズを向けて、驚きと感動に満ちた世界を体験しましょう!
